大人から子供まで夏の蚊から身を守る虫除け対策!

大人から子供まで夏の蚊から身を守る虫除け対策!

夏の暑い季節になると必ず現れる蚊。

蚊の存在に気づかぬうちに刺されると「かゆみ」や「腫れ」がでて非常に痒いですよね。

そして、今年も蚊などの害虫が発生する夏のシーズンがやってきました。

夏は海や山などのアウトドアを満喫する人が多い季節です。大人の一人旅から子供を連れた家族旅行、赤ちゃんを連れて出掛ける家族も少なくありません。

 

そんな時に気をつけてたいのが虫除け対策です。

私は蚊に刺されて早30年、爪で十字の爪痕をつけたり、毒を絞って出すなど我流があるかもしれませんが…。

「虫くらい大丈夫」その油断、非常に危険なんです。

 

 

2014年にデング熱の国内感染が確認

まだ記憶に残っているでしょうか、2014年に代々木公園で海外渡航歴のない男性が蚊に刺されデング熱を患い、最終的には都内で100人を超える人がデング熱となりました。

デング熱が重症化してしまうとデング出血熱やデングショック症候群になり命に関わる危険性もあります。

日本で実例が出たばかりとお思い方は特に注意です。近年の気候の変化で日本も「デング熱や黄熱病が流行する条件の地域」として国際的に認知されているのです。

ですから、蚊などの害虫を媒体した病気にならないために虫除け対策はしっかりとやっておく必要があるんです。

 

虫に刺されの腫れは痛々しい!

病気になる以外にも害虫に刺されるとかなり痛々しいです。特に子供の虫刺されは可愛そうです・・・。

  

特に小さい子は肌も敏感で虫に刺されてしまうと写真のように真っ赤に腫れてしまいます。

大人の女性でも、虫刺されの位置が運悪く顔付近だと、刺された部分が大きく腫れて、お化粧をしても隠せないくらいになる場合もあります。

 

今回は、こんな悲惨な目に合わないためにも必要な虫除け対策をご紹介してきます。

 

 

 

虫除け対策で気をつけておきたいこと

夏の害虫「蚊」をベースにご紹介していきます。

まずは虫の出現する場所に近づかないことです。とはいえ夏は外で遊びたい季節ですので、外に全く出かけないなんて中々難しいですよね。

なのでどの辺りに蚊が潜んでいるのかを把握しておき、虫除け対策のレベルはどのくらい必要があるのか知っておきましょう。

 

1.水があれば簡単に現れる蚊

蚊の発生源は「水たまり」です。

小さい水たまりから簡単に発生し、空き缶や古タイヤ、水の溜まったバケツなどから大量に発生します。家では雨水を貯めないように遊具やバケツなどを屋内に片付けましょう。

他に注意したい蚊の発生源は道路や公園、駐車場などです。なので外に出れば蚊との遭遇は逃れられないことがわかります。

では蚊などの虫除けはどうするべきでしょうか。

 

2.【基本編】虫除け対策

まずは虫に刺されることを防ぎましょう

誰でもできる対策としては、長袖と長ズボンを着て肌を出さないようすることです。肌の露出を抑えることで身体を守ることできます。

それだけでは顔や首を守ることはできませんので防虫ネットを着用すると頭部分を守ることができます。腕部分は手袋で防げます。

が…。夏の暑い日に秋冬のような暑い服装では熱中症などのリスクが高まります。

正直暑いし動きづらいし不便ですよね。

 

そこで便利なのが虫除けスプレーです。

虫除けスプレーを使えば、暑苦しい服装をせずに、数時間蚊などの害虫被害を防ぐことができるようになります。

虫除けスプレーの有能性は理解されているかと思いますが…。種類が多くて迷ってしまいますよね。

どの虫除けスプレーを使用すればいいの困っている方へ。

次では成分別の虫除けスプレーを紹介したいと思います。

 

3.成分で選ぶ虫除けスプレー

成分として代表的なのは3つあり、「ディート」「イカリジン」「天然素材」があります。

さらに大人用なのか子ども用なのか配分の決まりもありますのでチェックしておきましょう。

 

ディート

ディートには蚊などの感知能力を撹乱させる効果があり、血をする吸血行動を防ぐことができます。

日本で初めて承認された虫除け成分で最も歴史の長い成分で海外でも幅広く使用されています。ただし生後6ヶ月などの赤ちゃんに使用する際は直接塗るのではなく大人の手に取り軽く叩くようにして塗るなど注意が必要です。(12歳未満の子供には使用回数の制限があります)

 

【第2類医薬品】医薬品 サラテクト リッチリッチ30 200mL(ディート30%)

 

イカリジン

イカリジンも厚生労働省にその有効性と安全性が認められた「防除用医薬部外品」です。ディート同様の虫除け効果がありディートよりも皮膚の刺激もなく年齢制限がありません。また衣類に優しい虫除け成分なので服の上からも使えるので使いやすさはディートより高いです。

 

天使のスキンベープ 虫除けスプレー イカリジン ミストタイプ 200ml プレミアム ベビーソープの香り(イカリジン15%)

 

 

4.ディートとイカリジンはどっちがいい?配分量をチェック

数年前まで配分量に規制がありました。そしえ規制が緩和されディート30%とイカリジン15%が登場しました。(ともに最大効果時間8時間)

ディートとイカリジンのどちらがいいのかというと…。

国内旅行程度であればイカリジンでいいかと思います。

ディート30%は肌への刺激が強いため子供4時間、大人8時間程度しか塗ってはいけない注意書きがあります。(子供に使用した場合は4時間以内に洗い流しましょう。)

ディート30%は国内で使用するには無駄に強力すぎるということで、刺激も弱めで効果時間も同程度のイカリジン15%をおすすめします。

海外旅行でトコジラミなどを防ぎたい場合はディートがいいです。

 

天使のスキンベープ 虫よけスプレー ピーチアプリコットの香り ハローキティ 200ml (防除用医薬部外品)(イカリジン5%)

 

低刺激とはいえイカリジンも薬剤ですので、子供のためにも安全に使いたいという方は天然素材の虫除けスプレーをおすすめします。

 

5.【天然素材】アロマ系虫除けスプレー

こちらは虫よけ効果のある天然オイルを使用した虫除けスプレーを指します。虫除け効果のあるレモンユーカリやレモングラス、ラバンジン、ローズマリー等があります。

レモンユーカリとは?と思うかもしれませんが、コアラがよく食べている葉でコアラには虫が寄り付かないといわれています。

その理由は、防虫剤として使える唯一の天然活性成分「p-メンタン-3,8-ジオ―ル」という成分が含まれているからです。

副作用の可能性があるディートと比べて危険性が低い成分なので子ども用に使う家庭も増えてきています。

 

天然アロマ防虫スプレー Mozy off(モズィーオフ) 79968

 

6.虫除けスプレーの飛行機持ち込みは?

旅行で飛行機を利用する際、虫除けスプレーは持ち込めるのでしょうか?

答えは可です!

ただし容量に規定がありますので注意です。

液体やスプレータイプのものは100mlまでなら手荷物として持ち込めます。

それ以上はスーツケースなどに入れる必要があります。

 

国際線では100ml以下の容器に入れて1リットルまでとなっています。容器を入れるには縦横40cmのプラスチック袋となっています。

詳しくは「液体類の機内持ち込み」でお調べください。

 

7.虫除けスプレーまとめ

・海外旅行で強力な虫を防ぎたいなら「ディート」

・国内で使うなら「イカリジン」

・肌の弱い赤ちゃんや子供に使うなら「天然素材」

このような判断がいいかと思います!

あと配合量の確認も忘れずに行ってくださいね。

旅行先で使用する場合は持ち込み規定を守っているかの確認も行いましょう。

 

 

8.さらに機能性を求めるなら携帯蚊取り線香「森林香」

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