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憧れのもみの木を育ててかざりつけ
お店で既成のツリーを買ってかざりつけをするだけでも楽しいですが、おうちで本物のツリーを育てて毎年飾り付けをしてみたいという方もいらっしゃると思います。生長が早く夏の暑い部屋で育てるのにはちょっと育て方に注意が必要なモミの木。コツやポイントを紹介します。
モミの木はどんな場所に置いてあげたらいいの?
地植えしてしまうと1年放置すると1mほども生長してしまいます。そのため鉢植えで育てて大きさを制限してあげるのがいいでしょう。日当たりが良く風通しの良い場所を好むので屋外に置いてあげましょう。モミの木は寒い空気には強いので、外なら安心ですが、夏は西日を避けてちょっと日陰においてあげましょう。
クリスマスにモミの木を部屋の中に飾る場合は?
モミの木は特に乾燥に弱いので、葉や根が乾燥すると枯れてしまいます。土が乾燥したら水やりをしてあげましょう。(特に夏の間などは乾燥しやすいので朝か夕方の時間帯に水の様子をチェックしましょう。)また水をあげすぎて蒸れた状態や水のあげすぎもよくありません。乾燥してから水やりをしましょう。毎日あげる必要はありませんが、あげすぎてもいけません。どんな樹木もそうだと思いますが鉢の下の皿にずっと水が溜まっている状態も根腐れします。観葉植物は葉からも水を吸収できますのでエアコンのある部屋はモミの木の様子を見て、湿度計が60度以下の場合はスプレーで葉に水をかけてあげるのもいいでしょう。夜ではなく温かい朝や日中にやるのがいいでしょう。壁に葉がぶつかると葉が痛むので障害物が無いところで育てましょう。
水の加減がデリケートに思えるかもしれませんが、特に木が弱っている場合を除いて肥料も要らず害虫にも強いので心配がいりません。慣れてしまうと育てやすいですね。
モミの木の剪定方法と植替えについて
モミの木は11月から3月の寒い時期に生長が緩やかになります。この時期に枯れている枝などがあれば根元から切り落としましょう。内ウキに伸びた枝や細く弱い枝を選んで根元から切ってあげると風通しがよくなります。大きさを小さくしようとしててっぺんの枝を剪定するとあのきれいな三角形が台形のような形でツリーらしくなく見栄えが悪くなることも。お花屋さんに相談するか。主幹のすぐ下の枝を上に持ち上げてみるのもいいでしょう。植替えは根が鉢の中いっぱいに広がったら、2月から4月の間に根についた土を崩さないようにしてあげると細い根が痛まず育ちます。