海外旅行でのチップの払い方・渡し方
渡す相手
チップはサービスを受けた後、受けた人に対して渡しましょう。
例えば、ホテルでルームサービスを使ったときにはルームキーパーに、タクシーで荷物を積んでもらったら運転手に渡します。
渡すお金(現金の場合)
チップは基本的に紙幣で渡します。コインだとポケットの中で音が鳴ったりしてしまうため、仕事中の扱いに困るからです。
もちろんコインで駄目というわけではありませんが、できる限り紙幣で渡しましょう。
そのためにも、常に紙幣を集めておく必要があります。日常的に小さな紙幣から癖をつけないよう、チップが必要な国に滞在する場合は気を付けてください。
渡し方(現金の場合)
海外でチップを出すときにはできるだけスマートに出したいものです。
在住者はよくポケットからチップを差し出します。財布を取る時間がカッコよくはないですし、チップを出すときは屋外のこともありますのでセキュリティの面から見ても良いでしょう。
また、おつりをそのままチップとして渡すことも可能です。その際は一言、「おつりは取っておいてください。」と言えるといいでしょう。
クレジットカードの場合のチップの払い方
支払いがいつも現金かと言えばそうではありません。例えばレストランである場合など、クレジットカードやデビットカードでの支払いをすることもあります。
その時は伝票のチップを記載する欄に金額を書きましょう。
通常の料金にチップの分の料金を上乗せしてくれます。
チップが不要な場合
複雑な事に、アメリカをはじめとするチップが必要な国にも関わらずチップが不必要なところが存在します。
最近は政府としてもチップを撤廃し最低賃金を上げようという動きもあるくらいですから、これからますますチップが不要な店が増えていくと思われます。
その場合は“No Tip”や“No Tipping Please”と記載してくれているところが多いです。
また、ファーストフードのお店やサービス料に含まれると明示されている場合は改めてチップを払う必要はありません。