9.結婚は相手を見極めてから
数多くデートを重ねて、さらに同棲期間を経て、その上で「この人だ!」と思った人と結婚へ進む。というのが外国人。
ですから、結婚前に、自分以外の人とデートをする人も多いかもしれません。
浮気をしているわけではなく、お互いにまだ独身ですから選択の余地はあるのです。
そもそも、デートという間柄だけで、恋人と決定づけられるわけではありません。
デートと同棲は、お互いにとってのお試し期間と捉えた方がよいでしょう。
国際結婚における文化の違いと考えて、気楽に付き合った方が楽しく過ごせるのでは!
さて、日本人にとってデートとは特別な意味を持った時間と捉えがちではないですか?
デートのために、おしゃれをして出かける女性も多いですよね。
お気に入りのレストランを予約してもらったらとても嬉しいですし、自分を特別な女性として見てくれている。と考えてしまうのは普通のこと。
また、日本人男性も、彼女とデート!となったら、どこへ行こうかと相手を喜ばすための努力をするのではないでしょうか。
ところが意外に外国人は、デートについてもあっさりと考えている人が大半のようです。
簡単な食事で済ませたり、散歩で終わることも。
2人で、時間を共有するというのがとても大切なことで、物質的なもので量るのは愛情ではないという考え。
結婚前は誰しも、相手に自分をよく見せようとするのは自然のことではありますが、普段の何気ない日常を一緒に過ごすというのが重要と考えるのが外国人。
どちらがいいかということではなく、デートというものに関しての姿勢がそもそも違うわけなのです。
家族といるのがとても大切だと考える外国人にとっては、お互いの実家で過ごすのもデートのひとつ。
平凡な普段の生活の中にこそ、結婚相手を見極める材料がたくさんあるのかもしれませんね。
ですから、知り合ったばかりで「結婚」を意識するように、質問攻めにするタイプの日本女性は、外国人男性にとって「不思議」に映るようですよ。
結婚はあくまでも自然の流れであって、そのためにはお互いを理解する時間が必要なのだと考えるそうです。