日本では当たり前でも、海外だと罰金が発生するNGな行為

日本では当たり前でも、海外だと罰金が発生するNGな行為

日本では当たり前なことでも、海外ではNGなことがあります。

今回は各国の日本ではOKでも海外ではNGな行為を紹介します。

海外旅行へ行く際の参考にしてください。

シンガポール

シンガポールは街を綺麗にするためにタバコのポイ捨てはもちろん道端にゴミを捨てるだけで罰金という国です。
タバコのポイ捨てには数万円の罰金が科せられます。

そして、もうひとつ日本では当たり前でもNGなことがあります。それは、ガムの持込です。ガムを持っているだけで罰金を科せられます。
エレベーターのボタン、ドアノブ、郵便ボックスなど公共施設にガムをつけるという悪戯が長い間続いたことで、この法律が定められました。また、唾を吐いても罰金を科せられます。
ゴミのポイ捨てにいたっては小さいゴミは罰金ですが、缶やペットボトルなどの大きなゴミを捨てると裁判所に呼ばれることもあります。
このようにシンガポールは国をあげて街を綺麗にしようとしています。どんな小さなものでもこの国では捨てたらダメ。これだけは覚えておくと良いかもしれません。旅行をする際の参考にして下さい。

台湾

日本でも人気の観光地である台湾ですが、この国にも日本ではOKでもNGな行為があります。
ここでは電車内はもちろんホームでの飲食が禁止されています。もし、飲食すると日本円で5000円から2万6000円の罰金が科せられます。電車内やホームを綺麗にする為に定められました。
日本では水やお茶を飲んだりしているのをよく見かけますが、台湾では気をつけるようにしましょう。

イタリア

世界的にも有名な観光地であるイタリアですが注意しなければならないことがあります。
それは、ローマにあるスペイン広場での飲食禁止です。映画「ローマの休日」の中で登場人物がアイスを食べていた場所ですが同じ行為をすると日本円で約2万5000円の罰金を科せられます。映画を見て同じ行為をする人が増えた為禁止となりました。

他には、ヴェネチアでは鳩に餌をあげるだけで7万円の罰金が科せられます。
また、レシートをもらい忘れると罰金を科せられることがあります。お店をでたときにパトロール中の警察に遭遇しレシートの提示をまれに求められることがありますので注意して下さい。

ハワイ

日本でも有名な観光地、ハワイには気をつけなければならないことがあります。
ハワイでは、道路を渡る際横断歩道以外の場所を横切ると罰金を科せられます。これは歩行者の安全を守る為のルールで2007年から決められました。
横断歩道以外の場所で1万3000円の罰金を科せられます。日本と同じ感覚でやらないように注意してください。

また、ハワイに生息するアオウミガメなどの絶滅危惧種に触ると重い罰金刑を科せられる可能性があります。
貝殻や砂を持ち帰ることも禁止されていますので注意が必要です。

香港

日本でもよく見かける駆け込み乗車。日本では罰金を科せられることはありませんが、香港では約7万円の罰金が科せられます。
気をつけるようにしてください。

インド

インドのデリーではビニール袋を所持していると罰金を科せられます。
ここでは製造・販売・保管・使用が全面禁止されています。もし、見つかった場合は約17万円もの罰金が科せられます。
日本では買い物や多方面で活躍するビニール袋ですがインドに旅行へ行く際は気をつけるようにしてください。

イギリス

イギリスでは地下鉄の乗り越しが禁止されています。乗り越しをしてしまうと清算することができずに1万4000円の罰金が科せられます。
また、水洗トイレの水を流さないと罰金を科せられます。

日本では乗り越しをすることもありますがイギリスでは気をつけてください。

ドバイ

ドバイでは電車の中で居眠りをすると9000円の罰金が科せられます。日本ではよくやってしまう行為ですが気をつけてください。

また、ドバイでは女性専用車両も厳格となっています。注意してください。一見、わかりにくいですが日本のように1車両が丸々専用というわけではなく、1車両の中央付近が女性専用となっています。
つま先やかかとがその範囲内に少しでも入っていただけでも罰せられることがあります。端がいっぱいでも中央が空いていると思って乗車すると罰金を取られてしまいますので注意が必要です。

 

タイ

世界には服装で罰せられることがよくあります。イスラム諸国では肌の露出が多いと罰せられるのは有名です。
タイでは、迷彩柄の服を着ていると3か月以上5年以下という懲役刑に科せられます。タイには軍服法という法律があり、民間人が迷彩柄の服を着ることは許されていません。
軍人が優遇されることの多い国のため、昔は軍人のふりをする民間人が後を絶たなかったため軍人と民間人をはっきりと見分けるためにこの法が制定されました。また、赤と黄色の服にも気を付けたほうがいいです。
こちらは、法律的に罰せられるということはありませんがここ数年起こっているクーデターの派閥の色が赤と黄色だからです。安易に赤と黄色の服を着ていると誤解される恐れがありますので注意しておいたほうがいいかもしれません。

ギリシャ

記念写真をとるとき、ピースサインをすることはよくあります。
しかし、この行為が海外では相手を侮辱するサインになってしまうことがありますので注意してください。その国はイギリス、オーストラリア、ギリシャです。このハンドサインは国ごとに失礼な意味合いになるものは異なっています。
日本でもよく見かける親指と人差し指をくっつけるOKサインはフランスでは侮辱的なサインになってしまいます。
また、ギリシャではタクシーに向かって手を挙げると間違いなく睨まれてしまいます。
こういったハンドサインは何がいけないのかを覚えておくことは大切です。

フランス

フランスで電車に乗る際には注意が必要です。切符を買ったら刻印機に切符を差し込み刻印する必要があります。
これをうっかり忘れると、罰金を科せられますので注意が必要です。フランスの電車に乗る前は刻印する。
これだけは絶対覚えておくことが大切です。一切の言い訳は通じません。

海外に行く際に気を付けてほしいこと

最後に、海外旅行へ行く際に気を付けてほしいことを紹介します。
これは、海外へ出かける際にはどの国でも同じです。

まず、荷物を置いてどこかに行くのはNGです。
レストランでも荷物を置いたままトイレに行くのは日本人だけです。自分の物は必ずどこへ行く時でも肌身離さず持ち歩くようにしてください。失くしたら返ってくるというのは日本だけと覚えておいたほうがいいです。
ハンドバックやリュックサックを手や肩にかけて持ち歩くのも避けたほうがいいです。リュックサックは安全だと思われがちですがひったくり被害の絶好の的だと覚えておいたほうがいいです。カッターなどで切られ中をごっそりということもよくあります。
荷物は自分の見える位置で持ち歩くことが大切です。財布を手にもって買い物をすることも避けてください。手荷物をしっかり持っていたとしても財布を持ち歩いているとすりに会う危険性が非常に高いです。必要なお金だけを取り出すようにしたほうが無難です。

カメラ・スマホ・高級ブランドなど高価なものはなるべくバックに入れたり、身に着けないほうがいいです。
こういったものは海外ではすりに会う確率が格段にあがります。写真を撮ったらすばやくバックにしまうようにしてください。

まとめ

日本では当たり前のようにしていることが海外ではNGな行為を紹介しました。
郷には郷に従えということわざがあるように国によって様々な文化や法律があります。これを知らないで海外へ行き痛い目にあわないようにその国で何がいけないのかを事前に調べてから出かけるのも大切です。

せっかくの旅行が台無しにならないように参考にしていただけたら幸いです。

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