海外旅行中のお金ってどうするの?いくら必要で、どこで両替する?

海外旅行中のお金ってどうするの?いくら必要で、どこで両替する?

海外旅行でのお金の持ち歩き方

海外でももちろんお金は必要ですが、文化や習慣、法律などによって、各国でお金の使い方・持ち歩き方が大きく変わってきます。
今回は海外ではどのようにお金を持ち歩いたらよいかをお伝えします。
なお、今回はお金の持ち歩き方を一般化していますので、国によっては今回書く内容とは異なる国も存在します。

海外でお金を使う際に考えられる手段

まず、海外でお金を使う際に考えられる手段は大きく分けて下記の3種類です。

  • 現金
  • クレジットカード / デビットカード
  • 海外用プリペードカード
     

海外旅行に行く際には、現金とクレジットカードを組み合わせて持ち歩くことが大切です。
以下にその理由を説明します。

クレジットカードが一番大切!

第一に、海外では基本的にはクレジットカード(またはデビットカード)を使いましょう。
特に先進国の場合、クレジットカードを使える国がほとんどですので、準備していくことが大切です。
現金を多く所持していると管理が大変。
海外旅行の際は、日本で日頃財布に入れている金額よりも大きくなります。
海外は日本よりも治安が悪いので、財布に大金を入れておくのは少し不安ですよね。
ですので、海外旅行ではクレジットカードをメインで用いましょう。
ただし、発展途上国やアメリカ合衆国と国交がない一部の地域などではクレジットカードが使えない場合もありますので、きちんと事前に調査しておくことが必要です。

現金はいつでも使えるが、持っていること自体に危険性が・・・

クレジットカードの次に使うことができるのは現金です。
現金は「使えない」ということが絶対にないので、自身のクレジットカードが対応していなかったとき、チップを支払う時、買い物をしたのが小さなお店でクレジットカードを導入していなかったときなど、様々なタイミングで現金は活躍します。
また、保険の意味合いとしても現金は必要です。
海外では日本では起きないようなトラブルが多発します。
スリ、強盗、クレジットカードのスキミングなどのトラブルや、クレジットカードの限度額を越えてしまうなど、クレジットカードが物理的に使えなくなる可能性があります。
そんな時にでもすぐに対応できるよう、現金も必要最低限持ち合わせておく必要があるのです。

プリペイドカードは必要?

プリペイドカードとは、
予め入金して積み立てておく形(前払い)で一定金額の価値を有し、商品やサービスを提供してもらう権利のあるカード型の有価証券(金券)である。
(参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/プリペイドカード

SUICAやNANACOのような電子マネーをイメージすると分かりやすいかもしれません。

プリペイドカードの最大のメリットは、チャージした分しか使えないこと、です。
なので、いつもクレジットカードを使っていなくて、クレジットカードを使うと、大量にお金を使ってしまう不安がある人や、子供に渡す場合など、利用額を制限したいときに便利です。

しかし同時に大きなデメリットとして、チャージが切れたら使えなくなる、という点があります。
本人以外の振り込みが可能なプリペイドカードもありますが、チャージがなくなったら新たに振り込まれるまでカードを使えないということになります。
緊急の時など、対応できずに困ってしまいます。

よって、海外旅行の際にプリペイドカードは基本的には持たなくていいでしょう。

ただし、クレジットカードの予備として、海外旅行に連れていく子供達に渡す用として、などの用途でしたら持つのもOK!

海外旅行で必要な現金はいくら持っておくべき?

現金はあるにこしたことはありませんが、多すぎると盗まれたりした際の被害が大きくなります。
できるだけ海外では現金を使わないことを意識し、日本にいる間にホテルの予約を済ませたり、現地ではクレジットカードで支払いを行ったりするよう、心がけましょう。

必要な現金の計算方法

行く国や、行き方、手段によってかかる費用が変わりますから、必要な金額を一概にはお伝えすることができません。
なので今回は、必要な現金の計算方法をお教えします。

計算式:(1日に必要な経費×日数)+ お土産代 +雑費 + 予備費 = 必要な現金

1日に必要な経費として以下が考えられるので埋めてみてください。
なお、クレジットカードで支払うことができるもの、ツアーなどで既に組み込まれているものは記入しないでください。

金額
食費(朝食、昼食、夕食)
食費(おやつ、飲み物)
移動費(空港からホテル / ホテルから空港)
移動費(ホテルからアクティビティ)
チップ(ホテル、タクシー)

(例)4泊5日で、ハワイに行く場合

(1日に必要な経費×日数)+ お土産代 +雑費 + 予備費 = 必要な現金

(20+50+3+10+20+10)ドル×4日 +お土産代500ドル +予備費 200ドル = 1152ドル

金額
食費(朝食、昼食、夕食) 朝食・夕食は用意されているので0円

昼食は1日平均20ドル

夜バーに行くので1日平均50ドル

食費(おやつ、飲み物) 飲み物は1日ペットボトル2L分で1日平均3ドル

カフェなどに入るので1日平均10ドル

移動費(空港からホテル / ホテルから空港) ツアーに含まれているので0円
移動費(ホテルからアクティビティ) 1日1往復で20ドル
チップ(ホテル、タクシー) 1日平均10ドル

現地ATMで現地通貨を引き出す手法もある

現金を日本から持っていく、という手法の他に、現地でお金を引き出すことも可能です。
クレジットカードやデビットカードに対応しているATMで現地通貨を引き出すことができます。
すこしやり方が複雑なので、長期滞在する方や海外に慣れている方はやってみるといいでしょう。

どこで両替するのが良い?海外の両替時に注意する点について

日本で両替するのが一番安全。

基本的には日本で両替しましょう。
日本で両替を行う最大のメリットは安全。
レートも可もなく不可もなくで

海外で両替をする際には注意する点が多いです。

日本で出来ないときは到着した空港で!

出発間近である場合や、日本で通貨を取り扱っていない国などの場合に、日本国内で両替ができない場合もあるでしょう。
そんなときには、到着した空港で両替するのがオススメです。

空港には必ずセキュリティが存在し、国によっては警察や軍隊がいます。空港のセキュリティはかなり頑丈なのです。
そんなところで詐欺をしたり、犯罪を犯したりする人は極めて少なく、安全に両替を行うことができます。
ほとんどの場合、日本やダウンタウンと比べると少しレートが悪くなりますが、そこまで大きな差はありませんし、慣れない海外では安全を優先することが第一です。

両替時に注意する点

両替やATMでお金を引き下ろすときなどの、お金が絡んでくるときに事件が多発します

① 貰うお金の額が正しいかチェック

海外の両替場ではよくお金が抜かれています。
正しい金額をまるまるもらえないのです。

そういう場合は大抵、両替場のスタッフがお金を取っています。
ですので、毎回両替した際には必ず正しい金額かどうかをチェックしましょう。

② 両替する前に自身の周りをチェック

次は安全面に関してです。
日本人は海外では金持ち、とみられています。
なので犯罪のターゲットにもされやすいのです。
その犯罪が起こるシーンが一番お金を所持しているタイミング、つまり両替した後か銀行やATMでお金を引き出した後。
ですので、両替をする前には周りを確認し、怪しい人やものがないかをきちんとチェックしてから両替をするようにしましょう。

③ ダウンタウンなど、治安の悪いところでは両替しない

次も安全面に関してです。
ダウンタウンなど、治安の悪い地域でも両替は行われています。
しかも多くの場合、レートがいいです。

これはどういうことかというと、レートを良く見せかけ、客を招き、お金を盗む。

こんなことが日常茶飯事で行われています。
よって、ダウンタウンなどの治安の悪いところでは両替しあにようにしてください。

まとめ

以上が海外旅行の際のお金についてでした。
海外では安全面をはじめ、日本とは違うところが多くあります。
自分では気を付けているつもりでも、些細なトラブルに巻き込まれたり、、、なんてことはしょっちゅうです。
海外旅行を楽しむためにも、お金については事前にきちんと学習し、知識をつけてから出発しましょう。

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