デンマークの年間行事をご紹介!デンマークで一番大事な行事は何?!

デンマークの年間行事をご紹介!デンマークで一番大事な行事は何?!

北欧インテリアやLEGOなどで人気のデンマーク。デンマークのものは知っていても、デンマークという国については、あまりよく知らないという人も多いのでは?
そこで、今日は、現地在住の筆者がデンマークの主要な年間行事について、ご紹介します。

厳粛な新年とは無縁?!

 

 

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日本では、お正月といえば、一年で一番厳粛な空気に包まれて心が清められるような時期ですが、デンマークでは日本とは真逆で、大晦日の夜から元日にかけては、戦場さながらの爆音を響かせる一年で一番騒々しい日となります。

 

その原因は打ち上げ花火。
デンマークをはじめ、ヨーロッパの多くの国々では、花火といえば、夏ではなく、大晦日の夜(特に日付が変わる前後)に楽しむもの。
しかも、日本では花火大会などで大きな打ち上げ花火を見る以外にも、家庭でも個人で花火を楽しみますが、デンマークでは、花火といえば、打ち上げ花火で、しかも、それを有資格者の花火師でもなん
でもない一般人が普通に打ち上げます。

 

年末が近くなると、ホームセンターなどで打ち上げ花火の販売が始まり、一セット1万円ほどもするような花火を購入します。
そして、大晦日の日付が変わる少し前くらいから、夜中2、3時くらいまで打ち上げ花火を個人が思い思いに打ち上げます。
そんな具合ですから、当然?、毎年のように事故が起こっていて、負傷者だけでなく、死者まで出ることも珍しくありません。

 

また、郵便ポストに花火を着火するいたずらも横行しているため、被害を防ぐために年末には郵便ポストを閉めてしまうほどです。
(都市部では特に、公共のポストだけでなく、個人宅のポストもターゲットになるので、ガムテープを貼ったりなどして対策する家庭も多いです。)

 

ちなみに、料理は日本のように年越しそばやおせちのように決まった料理を食べる習慣はありませんが、強いて言えば、なぜか魚料理を食べる習慣があります。
普段は肉料理メインのデンマークですが、年末近くになると、年越し用にいつもより多くの種類の魚が売られます。
中でも、ポピュラーなのが、牡蠣やタラなどの白身魚、そしてスモークサーモンなどです。

キリスト教のお祭り・ファステラウンとは?!

 

イースターの約40日前に行われるのが、このファステラウンと呼ばれるお祭りです。
キリスト教国のデンマークにおいて、クリスマス、イースターに並ぶ大きな行事です。

 

ファステラウンの日には、子供たちが思い思いの衣装で仮装して、学校や教会などで行われる樽叩きのイベントに参加します。
昔は、邪気の象徴とされた黒猫を樽に入れて叩いた、と言われていますが、現在はキャンディなどのお菓子を樽に入れて、順番に並んで樽を叩き、割れたら子供たちが駆け寄って、お菓子を拾います。

 

また、ファステラウンの時期に食べる特別なパンもあって、日本でいう、デニッシュ生地の丸いパンの中に生クリームやラズベリージャムなどが入っています。

バレンタインはイマイチ盛り上がらない?!

 


日本では女子にとって一大イベントであるバレンタインですが、ここデンマークでは在住8年になる筆者が見た感じでは、それほど盛り上がってはない、というのが実情です。

 

勿論、バレンタインの近くになるとデパートなどでは、バレンタインギフト用の商品を売り出しますが、日本のようにチョコレートを贈る日という風に決まっているわけでもなく、靴やバッグなどのファッション小物から花束など、様々です。

 

そして、女性から男性に贈るというよりは、むしろ男性から女性に贈るか、お互いに贈り合うのが多いです。
(日本で増えている、女の子同士で友チョコを贈り合うような習慣もありません。)

 

ちなみに、デンマークでは男女交際の際に、告白して付き合い始めるということはなく、なんとなくデートしているうちに関係ができていくという感じが多いので、バレンタインも「愛の告白をする」というよりは、パートナーに日ごろの感謝の気持ちを表す日、という方が近い印象です。

パステルカラーに包まれるイースター

 

そんなイマイチ盛り上がらないバレンタインのあと、3月下旬~4月上旬(年によって変わります)にはイースターがあります。
(デンマーク語で、イースターとはPåske(ポスケ)といいます。)

 

イースターが近くなってくると、黄色やピンクといった淡いパステルカラーの卵やうさぎ型のチョコレートなどが店頭を飾り、まだまだ寒さの厳しい中でも、春の訪れが感じられます。
イースターの数日前には、ゲテブレウと呼ばれる、名無しの手紙を送る習慣があり、受け取った人は誰からの手紙かを当てるのですが、(ヒントとして名前の文字数の〇が書かれています)うまく当たれば受け取り人の勝ち、わからなければ差出人の勝ちで、負けた方は、勝った方にチョコレートを贈ったりします。

 

小さな子が、離れて暮らす祖父母に宛てて送るのが一般的で、祖父母は誰からか分かっても敢えてわからないふりをして、孫にチョコレートを買ってあげるということも。

魔女を燃やす?!夏至祭

 

 

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 キリスト教国だけあって、キリスト教関連のイベントはやはり年間行事の中でも重要なイベントですが、一年のうち、最も日が長くなる夏至の日(6月23日)に行われる夏至祭(サンクト・ハンス・アフテン)も盛大に行われます。

全国各地の公園や湖畔などの広い場所で様々な催しが行われ、日本のお祭り同様に軽食やドリンクの屋台で賑わいます。

 

夏の間は夜遅くまで明るいので、ピクニックシートを広げて、家族で思い思いに食事をしたり、ビールやワインを飲んだりして、夏の明るい夜長を楽しみます。
そして暗くなるころには、イベントのクライマックスを迎えて、魔女の形の人形を焚火で燃やします。(魔女=邪気を追い払うという意味があるそうです。)

 

もともと夏の盛りでもそれほど気温が上がらず、過ごしやすい北欧の夏ですが、夕暮れ時には更に少しひんやりとして、散歩にはもってこいの心地の良い季節です。

やっぱり一番はクリスマス!

 

デンマークでは、夏至祭の頃に学校は夏休みに入り、8月の上旬に新学期が始まるまでは、バカンスのシーズンとなり、南欧など暖かい国を中心に旅行に出かける人が多くなります。
そのため、友達を呼んで開催する誕生日会などは、このシーズンを避けて、その前後に行います。

 

夏が終わると、あっという間に日が身近くなり、気温も下がり、日本人的には、秋でも十分冬の感覚ですが、ハロウィーンが終わるころには、早くもクリスマス関連の商品が出回り始めます。

 

デンマークの人たちのクリスマスにかける意気込みは並々ならぬものがあり、1年で一番大事な行事は間違いなく、クリスマスです。
ここ数年で少しずつ変わりつつありますが、少し前までは、クリスマス当日は勿論前後2,3日は閉まっているお店がほとんどでした。

 

11月に入るころには各デパートやおもちゃ店から分厚い商品カタログが届きます。
デンマークではクリスマスプレゼントはウィッシュリストを作って、欲しいものをリクエストするのが一般的で、カタログの最後には、欲しい商品名を書き込めるリストも付いています。

 

あひるや豚のローストにブラウンソースをかけたじゃがいもや、酢漬けの紫キャベツなどを添えたディナーをいただきます。
そのあとには、リスアラモンドと呼ばれるホイップクリームを混ぜた甘いおかゆにチェリーソースをかけたデザートをいただきます。ひとつにだけ、中にアーモンドを一粒入れておき、それに当たった人はプレゼントがもらえます。

 

ちなみに、デンマークではお正月はそれほど重要ではなく、新年2日か遅くとも3日には仕事始めです。(学校も同様です。)

さいごに

いかがでしたか?

デンマークの主要な行事をご紹介してきましたが、やはりキリスト教の国だけあって、キリスト教関連のイベントが多く、盛大な印象ですが、宗教的な意味合いだけでなく、暗く寒さ
の厳しい冬が長く続くデンマークでは、イベントは吹き込みがちになる中で、」気持ちを上げてくれる大切な存在でもあります。

四季折々それぞれの魅力や楽しみ方があるデンマークをあなたもぜひ一度訪れてみてくださいね。

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