ブラジルのリオだけじゃない!ドイツでも盛大なカーニバル!

ブラジルのリオだけじゃない!ドイツでも盛大なカーニバル!

日々、カーニバルムードが高まっている今日このごろ。

今回は、ドイツのカーニバルの背景、カーニバルスポットをご紹介したいと思います。

カーニバルについて

カーニバルはいわずと知れたキリスト教のお祭りの一つです。

 

世界的に有名なのは、リオのカーニバルですね。
キリスト教の行事でいうと、年末クリスマスでお祝いした後のビッグイベントといえばカーニバル。

 

日本語で書けば「謝肉祭」です。肉を食べることが許される祭りです。
つまり、このカーニバルの時期までは、飲んで食べてのドンちゃん騒ぎが許されてます。

カーニバルとは第5のシーズン

実は、11月11日の11時11分がカーニバルシーズンの初日と決めている地域が多いです。

例えば、カーニバル三大都市の一つであるデュッセルドルフという町では、カーニバルの精霊ホッペディッツが目を覚まし、カーニバルの幕開けをするといわれてます。

アドヴェント、クリスマスなどの期間、カーニバルは、一旦、隠れたようになりますが、クリスマス関連行事の最後の日、1月6日(東方の三博士の日)が終わったら、町で、メディアでカーニバ
ルを感じずに入られません。

町に行けば、いろんな仮装グッズが売ってますし、パン屋さんにも、普通バージョン以外にも、おいしそうに飾り付けされたベルリーナー(ジャム入りの揚げパン)を見かけます。

 

 

1年には四季がありますが、このカーニバルの時期をドイツでは「第5のシーズン」と呼んでます。

カーニバルではしゃぐ意味

11月11日から始まった長いカーニバル期間は、その約2ヵ月後の「バラの月曜日」と「ファッシング火曜日」と呼ばれる日を最後に、 ドンちゃん騒ぎを終えます。

翌日の水曜日は、「灰の水曜日」と呼ばれています。
2018年のカレンダーで言うと、2月14日に当たります。(教会暦ではこの日は毎年移動します。)

 

キリスト教者は、「灰の水曜日」に教会に出むきます。神父さんによって、額に灰で十字架の印をかかれるところからこの名前が来てます。

この灰の水曜日からイースターまでの46日間、ファステン(断食)の時期が始まります。
断食の時期といっても、全く食物を食べない時期という意味ではありません。

生活の中で、神との関係を真剣に思うために、何かひとつでも自分の欲を抑えよう、という考えのもとに生まれました。

 

なので、この時期に「甘い者は食べない。」「アルコールを断つ。」「タバコを断つ。」と各々が、自分を自制しています。
このちょっとつらい時期の前のカーニバル期間だから、人々は思いっきりはしゃいでしまうんですね。

ドイツのカーニバルの盛んな場所といえば

ライン川沿いの町は陽気な人が多いので、カーニバルが盛大に行われる、と一般的にいわれてます。

例えばライン川沿いの、デュッセルドルフ、ケルン、マインツはカーニバル三大都市といわれてます。

 

カーニバルでの掛け声も、都市によって違いがあります。デュッセルドルフでは、Helau! (ヘラゥ)。
ケルンでは、Alaaf ! (アラーフ)です。

 

パレードでは、たくさんの山車が登場して、それぞれに仮装した人が乗っていて、お菓子を沿道にいる人たちに投げ渡してくれます。
特に小さい子供たちはそれをとるのに一生懸命、子供たちのジャケットのポケットはパンパンです。

パレードの時に見かける山車は、政治、社会風刺をテーマにしたものもみられ、何ヶ月もかけて創作されます。

ネクタイをつけている男性の方ご注意を!

 

 

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ラインランド地方では、Weiberfastnacht(ヴァイヴァーフェストナハト 女性のカーニバルという意味)というのがあります。

 

この名称は地方によって、いろんな言い方があるのですが、灰の水曜日の前の週の木曜日がその日に当たります。
2018年なら2月8日です。

 

この日に何が起こるかというと、祝日ではないのですが、午後は働くのをお休みして、お祭りに興してしまうところが多いです。
午前11時11分に、仮装した女性たちが、市庁舎(つまり権力の象徴)に乗り込み、「主導権を握る」と宣言するんです。

そして、男性を象徴するネクタイ、これが容赦なく女性によって切られる、という風習があります。
なので会社などへ出社する際は、男性はわざと不要になったネクタイを着用するようにしないと、泣くはめになりますね。

南西ドイツでは違った感じのカーニバル

 

ドイツの南西部、北東とスイスの中部地域Schwäbisch- alemannisch (シュエービッシュ- アレマニッシュ)では、Fastnacht (ファストナハト)という言葉が、カーニバルという言葉に代わって聞かれます。

 

この地方でのお祭りは、ラインランド地方とは感じが違うんです。

特徴としては、マスクで顔を覆って、魔女みたいに変装した人が見られることです。
日本のなまはげを思い出させるような格好のグループもいます。

パレードでは、こういったちょっと怖いマスクの変装グループの者が、歩きながら、沿道に立っている人たちにいたずらをしながら、進んでいきます。

例えば、怖いお面でジリジリと寄ってきて、相手が後ずさりするのを楽しんでいたり、追いかけてきたり、私のところで実際にあった話ですが、家族一人がひっくり返った際に、靴を脱がされたり
と、かなりないたずら好きがいました。
でも、その後は、紙ふぶきを上からかけたりとか、飴をポケットに入れて、また行列の中に何もなかったかのように戻っていくんです。

 

ファスナハト、つまり人々が馬鹿騒ぎしていいときなので、普段ありえないことが起こったりするし、人々も「ファッシングだから無礼講」と受け流し、この期間を楽しみます。
同じマスクをつけている人が何人もいるため、悪いことしても、どの人がしたのかがわかりませんね。

 

冗談にもならないことが起こって不快感を受けたときのために、その対処法をお教えします。

パレード参加者のマスクをつけている人は、人物特定のために、それぞれが番号札をつけてます。
悪ふざけで被害を受けた方は、この番号を覚えて通報する、というシステムになってます。

 

さて、この変装衣装は、年々作成して変えるものではなく、地方によっては世代を通して受け継いでいくんです。
ほとんどのマスクは、木でできていますが、その他の素材として、布、紙、粘土、金属も使われます。

シュエービッシュ - アレマニッシュ ファスナハトは、2014年12月 ドイツの無形文化遺産に登録されました。

一般人の仮装では

商業的にはいろんな変装衣装が売られてます。

幼稚園、小学校では、仮装してのパーティが催されます。
定番の衣装としては、女の子ではプリンセス、ちょうちょ、てんとうむし、男の子なら、カウボーイ、警察官、海賊といったところでしょうか。

 

大人なら、ここぞとばかりに女装したい男性もいるでしょうね。
長い金髪に、また長い黒髪をもちたい。。そんな願いをかなえるのに、いろんなタイプ、色のカツラも売っています。

 

まとめ

禁欲期間前の謝肉祭。寒いドイツでも、こういったエネルギッシュな行事があると、寒さもまぎれます。
子供も大人も、男女いっしょに、笑いに、飲食にダンスに興じるカーニバルの時期にドイツへ来ることがあれば、ぜひ、一緒に仮装して参加してみてくださいね。

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