ハワイ=ホノルル・オアフだけじゃない!
生まれたままのハワイに会いに行こう
何もかもがビッグな島 ハワイ島へ
旅行先として、世界中から圧倒的な人気を誇るハワイ。
ハワイと言えば、何を思い浮かべるでしょう。
青く澄んだビーチに、ラグジュアリーなホテルやショッピングモール、そして雄大なダイヤモンドヘッド―
リゾート地、オアフ島のホノルルやワイキキのイメージが真っ先に浮かぶかもしれませんね。
一口にハワイといっても、ハワイ諸島は実は19の島とサンゴ礁から出来ているのを知っていますか?
ホノルルがあるオアフ島の他にも、主な島としてカウアイ島、ラナイ島、マウイ島、カホオラウェ島、ニイハウ島、モロカイ島、ハワイ島の7つの島があり、最近はオアフ以外の島々にも注目が集まっています。
(これまでマイナーだった場所の魅力も、SNSを介して発信されつつあるからでしょう)
今回、紹介したいのはズバリ『ハワイ島』です!
ハワイ島ってどんなところ?
ビッグアイランド(Big Island)の愛称で知られるハワイ島は、ハワイ諸島の中でいちばん面積が大きく、いちばん高い山がある、文字通りのビッグな島です。
いまもなお、穏やかに活動を続ける活火山があるのも実はハワイ諸島でこのハワイ島だけなのです。
どうです?これだけで、異彩を放つハワイ島の魅力がちょっと伝わってきませんか
ハワイ島の見どころ
地球上に存在する13の気候のうち、11の気候がハワイ島には存在するといわれています。
火山活動とこれらの気候が織りなす雄大なスケールの自然がハワイ島の魅力です。
見どころ① 火山で地球の鼓動を感じる
ハワイ島ならではの魅力は何と言っても活火山です。
真っ赤でトロトロの溶岩が流れ出る様子を間近に観察できるカラパナのツアーや、ヘリコプターに乗って空から火山口を見下ろしたり、火山のトレッキングと夜の星空観察がセットになったツアーが人気です。
火山国立公園では溶岩でできた洞窟をトレッキングしたり、ハワイと火山の歴史を学んだり、園内を車で移動することで、世界最大級の活火山のダイナミックさを体感できます。
火口や流れる溶岩に近づくなんて、規制の厳しい日本ではなかなかできない体験です。
地球から溢れ出るパワーをぜひ体感してください♡
見どころ②個性的なビーチ
ハワイといえばマリンアクティビティは外せません。美しいビーチがたくさんあるハワイですが、中でもハワイ島ならではのビーチを紹介します。
〇ホットポンド
海水がたまった池が地熱によって温められた、いわゆる天然の温水プール。
これも活火山のあるハワイ島ならではの海水浴場で、主に東海岸に点在しています。日によって温かかったり冷たかったり、温度が若干変わるそうですが、熱帯魚も泳いでいるので、気軽にシュノーケリングも楽しめます。
筆者のオススメは「ポホイキ・ベイ・アンド・スプリング」
監視員も大きな駐車場もついていて安心。しかも無料。(ただし、シュノーケリングの器材レンタルなどは無いので必要に応じて持参が必要。近くにスーパーも無い。)
ひと泳ぎして疲れたら、ぜひここで販売しているオーガニックアイスクリームを。
ココナッツやマカダミアナッツ、バナナやパッションフルーツなど、ハワイ島で育った食材を使い、地元の奥様が真心こめて手作りするアイスクリームは、まさにハワイの魅力が詰まったフレッシュな口どけ。
これを食べに行くためにまた訪れたいくらい、筆者のお気に入り!
〇黒い砂浜『プナルウ・ビーチ(Punalu’u Beach)』
黒い溶岩からできた漆黒のビーチはインスタ映え間違いなし!
しかもこのビーチ、ウミガメに高確率で会えます。私もドライブの休憩程度で立ち寄っただけでしたが、2頭のウミガメに出会うことが出来ました!
〇夏だけ現れる!?『マジックサンドビーチ(Magic Sand Beach) 』
一見、何の変哲も無い美しい砂浜ですが、なんと夏限定で現れるビーチなのです。
冬になると砂浜が波にさらわれ、ごつごつとした岩場になってしまいます。そして、夏になるとまた美しい白い砂浜が蘇ります。
別名:ホワイト・サンド・ビーチ(White Sand Beach)
浅瀬が多く小さなビーチですので親子でボディボードを楽しむ人たちが多かったです。
〇気軽にシュノーケリングが楽しめる『カハルウ・ビーチ・パーク(Kahalu’u Beach Park)』
小さなビーチですが、色とりどりの熱帯魚を見ることができる手軽なシュノーケリングスポットです。
コインロッカー、トイレ、売店なども充実しており、監視員もいるのでお子様連れの方も安心です。
パーツからレンタルできるレンタルショップもあるので、筆者も手ぶらでシュノーケリングを楽しむことが出来ました♡
〇まだまだ他にも・・・
筆者は訪れていませんが、世界的にも珍しい緑色の海岸『グリーン・サンド・ビーチ(Green Sand Beach)』なんていうのもハワイ島の南部に存在するそうです。
むちゃくちゃ気になりますね・・・
また、ハワイ島の美しい海にはカラフルな魚たちはもちろん、マンタやイルカ、ウミガメが集まるスポットがたくさん存在します。
海水浴中に嬉しい遭遇があるかもしれません。筆者も早朝のビーチを散歩していると沖の方に野生のイルカの群れを見ました。
ダイビングライセンスと器材があれば、野生のイルカと自由に泳げたかもしれません。
ハワイ島でのダイビング、おススメです。
カラパナのナイト・マーケット
海外での楽しみの一つとも言えるナイト・マーケット。
毎週水曜日に行われるカラパナ・ナイト・マーケットは、観光客が少なく、かなりの穴場。
露店にはハワイアンフードはもちろんのこと、世界中のフードが集まっていて、お酒や食事を楽しみながら地元のおじさまたちによるバンド演奏に合わせて、歌ったり踊ったり、かなりローカルな雰囲気を味わうことが出来ます。
広場で市民らが行うファイヤーダンスなどの大道芸も見どころです。
ハワイ島を訪れる時の心得 ~ハワイ島 アラカルト~
ハワイ島の都市は大きく分けて、西側のカイルア=コナ(Kailua-Kona)、東側のヒロ(Hilo)があります。
カイルア=コナはカラッと乾燥した気候で晴天が多く、海岸沿いのリゾートホテルや大きなショッピングモールが立ち並ぶ、ハワイ島のメイン観光都市になります。この地名は「コナコーヒー」でも有名ですね。
ヒロは経済や人口が集まるメイン都市。
気さくな日系ハワイアンの人たちが多く住む小さな港町です。晴天率40パーセントと雨が多いですが、実際降るのは朝方や夕方の一定時間だけで、1日中降り続くということはあまりありませんので、安心してください。
この雨と適度な日差しにより、深いジャングルが繁茂しているのもヒロの見どころです。
ハワイ島にある空港は、このコナとヒロの2カ所にあります。参加したいアクティビティや目的地に合わせて使い分けてくださいね。
ちなみにどちらの空港も案外こぢんまりとしていて、小さな売店やカフェがあるのみなので、長時間の滞在には不向きだと筆者は感じました。
空港から市内へのリムジンバスなどのアクセスはありません!ツアーやホテルの送迎を利用するか、空港にて予めにタクシーやレンタカーを予約しておくことをお勧めします。
ハワイ島の交通事情
ハワイはアメリカ。当然のごとく車社会です。
しかも公共交通機関はあまり発達しておらず、電車は走っていません。
市バスは1日に走る本数が限られているのであまりおすすめしません。
しかも日曜日は運休なので要注意です。(ヒロからコナへの移動は1日1本。片道約3時間。距離にして約150km。)
ですので、車を使った移動手段が一番無難です。また、ハワイ島は先述したとおり、ビッグアイランド。
大きな大陸を旅するつもりで、観光したい場所を絞って計画を組むことをおすすめします。
ちなみにハワイ島へのアクセスは、これまではオアフ島のホノルル国際空港から国内線に乗り換える方法しかありませんでしたが、今年9月より、ハワイ島コナへの直行便が成田空港から就航することが決まりました!
これまでよりぐっと近くなったハワイ島。この記事を読んだ方はもちろん、よりたくさんの人に足を運んでもらいたいですね。
さいごに
実際に訪れるまではハワイのことすら無知だった私。
ハワイ島も、ほぼ情報皆無の状態でたどり着きました。
が、圧倒的なスケールを誇る火山をはじめとする美しい自然と、温かい人々が迎えてくれたハワイ島は、あっという間に地球上で一番のお気に入りスポットになりました。
いわゆる「観光地のハワイ」の顔とは異なる、いわば素のハワイを感じることが出来るスポット、良い意味で予想を裏切ってくれる場所、それがハワイ島です。
ぜひ、あなた自身で、「生まれたままのハワイ」を体感してみてくださいね♪
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