最高の旅に、オシャレな足袋(タビ)はいかが?
ってダジャレですみません。
旅のコーディネートって、アウターやシューズは割と着心地を重視するとシンプルなコーディネートになることが多いもの。そんなとき靴下にこだわると案外ちょうど良いアクセントになります。たとえば、普段は履きなれたジーパンとTシャツみたいなコーデでも、靴下だけでもこだわるとオシャレ度がグッとあがりますよ。
今回は、デザイン面だけでなく、履き心地にこだわった国産の靴下を紹介します。
french bull
国産にこだわった大阪の服飾雑貨のブランドです。
ソックスだけでなくバッグやウエアも揃えていて、シンプルで着心地の良いウエアブランド"Cion"とメンズライン"Jake"なども素敵です。
french bullの靴下は、北欧のお母さんが作ったような心地よさと、さりげないセンス。
柄が多いように見える模様も、デニムやコットンのシンプルなウェアに合わせると、さりげないワンポイントに変わります。
また、それぞれの靴下の風合いを生かして、靴下ごとに糸の配分を変えています。
スカートはもちろん、シンプルなパンツスタイルでも
チラ見えしてキュンとなるデザインですよ。
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french bull公式ページ
Cion (ウエアブランド)https://www.french-bull.jp/cion/
Jake(メンズブランド)https://www.french-bull.jp/jake/
French Bullノルディックソックス
人気のノルディックソックス。ローゲージ編み、カシミヤ混の糸を増やして肉厚に仕上げています。暖かくて少し緩めでとても履き心地の良いソックスです。シンプルでデニムにも合わせやすいデザイン・・
【素材】表糸:綿79%、裏糸:ポリエステル17%、ポリウレタン4%
French Bullコットン混靴下カメリアソックス
カメリア(椿)をイメージした幾何学的なお花柄がかわいいソックス。ポップなデザインが着こなしのポイントに・・・
【素材】表糸:綿45%、麻20%、裏糸:ポリエステル27%、ポリウレタン8%
French Bullウール混コサージュカバーカバー
コサージュをイメージした柄のかわいいカバーソックス。
ルームソックスとして、タイツなどに重ねて冷え対策にもオススメです。
履き口はゴム糸で編み立て、優しいフィット感と脱げにくさが両立。
【素材】表糸:毛51%、ナイロン18%、綿10%、レーヨン7%、カシミヤ4% 裏糸:ポリエステル9%、ポリウレタン1%
salvia
隅田川とスカイツリーを眺める場所に位置しているサルビアのアトリエ。
衣・食・住などの暮らしのなかに、「こんなものがあったらいいな」をかたちにしようと2000年にグラフィックデザイナー・セキユリヲさんが個人的にものづくりをはじめたのがきっかけなんだそうです。
本好きの人たちならもしかしたら「季刊 サルビア」というzineを目にした方もいらっしゃるのでは。
「古きよきをあたらしく」をテーマに、毎号 衣食住にまつわるあれこれをていねいに載せた雑誌です。
蔵前にあるアトリエには、大きな手織りの織り機とサルビアの靴下とzine。
なにか商売っ気なんて言葉よりもささやかな暮らしがそこに大切に佇んでいるよう。
サルビアさんそのものが表れている気がします。
靴下は新潟の靴下職人さんの手によって長い時間かけて作られています。
サルビアの靴下は一切ゴムを使っていません。だから、しめつけがなく裸足でいるようなふわふわ感です。
みなさんにもぜひ、履いてみてほしいなー。
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salvia 公式ページ
Salviaふんわりくつした まちばり
まちばりがお花みたいに散りばめられています。しめつけがなくガーゼのようなやわらかさ。
〔素材〕[本体]・綿・ポリウレタン
〔寸法〕[レディス・フリー]・22~25cm
Salviaふんわりくつした ヤマビコ
カラフルなお山がかわいいデザイン。革靴やサンダルにも合わせるとかわいいですね。
〔素材〕[本体]・綿・ポリウレタン
〔寸法〕[レディス・フリー]・22~25cm
中川政七商店
日本で一番の靴下の生産量の多い地域ってご存知ですか?
実は、奈良県なんです。
「奈良ってあれやんなー。鹿さんと、せんとくんやろ?」って思われた方。正解です。それも奈良です。
奈良の大仏と春日神社と鹿さんとせんとくんで有名な奈良県で1716年に創業したブランドがこの中川政七商店。
手績み手織りの麻織物を作り続けてきました。今ではちょとした雑貨屋さんで「花ふきん」や「白雪ふきん」を目にすることも多いと思いますが
奈良の町中には、「蚊帳屋」さんがあったりして、その蚊帳生地で作られたのがあのふきんなんです。
奈良の人たちは古くからあった工芸技術の使い方や活かし方が上手なんですね。
「日本の工芸を元気にする!」をビジョンに、幅広く生活雑貨を扱い今は全国に、「遊中川」「粋更kisara」「中川政七商店」などのブランドで直営店を展開してるんですって。
靴下も、デザインや心地よさというだけでなく、「歩きやすさ」にもこだわっているのが、さすが靴下生産量一位の奈良県。
これなら山登りのような過酷な環境でも、かわいい靴下と旅に行けそうですね。
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中川政七商店公式ページ
山を登るくつした
「山登り」と真摯に向き合い、作ったくつした。
つま先を立体構造にすることで、自然と足の親指が上がり、疲れとともに指先が上がらずつまずきやすくなってしまうのを防止します。また、足袋型を採用することで、通常のくつしたよりも親指に力をこめやすくなっております。地面をしっかりとつかみ強く蹴りだすことで、次の一歩がでやすい構造です。
つらい靴ずれを防いで、帰るまで快適なんですよ。
[素材]綿49%・アクリル21%・ナイロン17%・ポリエステル7%・ポリウレタン6%
お出かけ前の靴下選びのポイントは?
足に合った靴下を選ぶ
もちろん履いてみないとわからないことですが、まずはサイズであればわかりますよね。
旅に履いていくなら2回くらいは履いてみたいところですが、旅の長さにわけて選んでみるといいでしょう。
長旅や登山の場合は、足袋ソックスや五本指ソックスなどの靴下がおすすめ。踏ん張りやすく歩くのがラクです。締め付けすぎないものを選びましょう。
季節に合わせて、吸湿制や保温性を考えたものを選ぶと快適です。
靴とのバランスを考えて
せっかく足を守る靴下。短すぎて、靴ずれを起こしたらもったいない!
革靴などの場合は、靴ずれ防止にフットカバーのようなタイプよりも少し長めの丈のソックスで靴下を見せるオシャレを楽しむのもおすすめですよ。
素材で機能を選ぶ
靴下には、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維や綿・絹・麻・毛などの天然素材などの素材が使われています。
よく「天然の素材が良い」と言われるのは、手触りがよくて湿度のバランスや保温性がとても機能されているからなんです。Tシャツや肌着などの衣類に綿がよく使われるのはそのためなんですね。綿は吸湿性・保湿性に優れており、肌触りが良くて強度もあります。綿の靴下は、足の蒸れや臭いが気になる方におすすめですよ。
また、絹の靴下は保温性が高くて手触りも良いですね。麻の靴下は吸湿性・放湿性もあって、強度もあるので夏にはとても相性のいい靴下です。冬におすすめなのは毛が使われた靴下。保温性が高くて、熱を通さないので雪が降るような寒い時期には他の素材よりもずっと冷えた地面から足を守ってくれます。
それぞれの特徴を把握したうえで、自分に合った素材の靴下を選びましょう。
茨城県出身の40代。20年住んだ東京を離れ2歳の子どもと広島に移住。好きなものは文具とちょっと古い鉄が使われた道具。酒と落語とグアテマラのコーヒーが楽しみ。競馬や釣りにもチャレンジ!前職は靴製造・修理業だったので、履きやすい靴も紹介します。
子育て真っ最中のため、小さな子どもと楽しめる旅を紹介します。