今、福岡が熱い!熱視線集中
「今、福岡が熱い!」
……いや、「暑い」の誤字じゃないですよ。まだ夏にはもう少し間がありますしね。
確かに福岡市は、ビジネス面では国の特区指定を受けた手厚い起業サポートがあり、スタートアップを目指すエンジニアや伸び盛りのITベンチャーが集積。先日はプログラミング言語「ruby」の世界的コンベンション「rubykaigi」(https://rubykaigi.org/2019)が行われるなど、注目を集めています。
観光面では、海外からのインバウンド旅行客も急増。博多港には毎日のように大型クルーズ船が入港し、市の中心部ではスーツケースを引いた観光客を大勢見かけます。
そして、これまた急増している「首都圏からの移住者」が絶賛するのが、福岡市の西隣にある「糸島」。糸島にあふれる自然と絶景、海産物をはじめ肉、野菜などおいしいグルメの数々は、全国的にも注目を集めています!
糸島の魅力その1『自然がサイコー!』
糸島市は福岡県の北側に位置し、玄界灘に突き出した糸島半島にあります。糸島半島にはあちこちに美しい砂浜がありますが、糸島で最もよく知られているのは「二見ヶ浦」。穏やかな波が打ち寄せる浜辺から望む夫婦岩と鳥居は糸島のシンボルといえるでしょう。
「福岡都心部から見た糸島って、東京における鎌倉や湘南の立ち位置なんですよねー」と、以前首都圏から移住した方から聞いたことがありますが、まさにその通り。「日帰りの範囲内で、海がキレイで、おいしいものを食べられる」……糸島の良さをザックリとまとめるとこうなります。
糸島の魅力その2『海鮮がバツグン!』
首都圏からの移住組がまずハマるのが、糸島の海の幸、なかでも牡蠣小屋です。そう、糸島では毎年冬になると、漁港の岸壁に牡蠣小屋が出るのです(10月末〜3月末頃まで)。玄界灘に面した糸島市では牡蠣の養殖がさかん。2000年代前半から生産量が右肩上がりに伸び、牡蠣小屋を楽しみに訪れる観光客も増えました。
糸島の牡蠣小屋・詳細はこちら→「糸島カキ カキ小屋一覧」http://foitoshima.jf-net.ne.jp/kaki
他にも、全国一位の漁獲量を誇るタイ(天然真ダイの漁獲量。平成23年より全国一位を継続中)をはじめとした海の幸に恵まれる糸島市。
JF糸島の直売所「志摩の四季」(https://shimanoshiki.jp/)には、毎朝漁師さんたちがその日の朝獲れた魚介類を持ち込みます。買い物だけでなく、直売所の一角にある「志摩の海鮮丼屋」で新鮮な魚介を惜しみなく使ったメニューを楽しむことも。
糸島の魅力その3『農産物もバッチリ!』
海の幸だけではなく、山の幸が豊富というのも糸島の魅力。平野部に広がる農業地帯では温暖な気候を活かして麦と米の二毛作がさかん。トマト、きゅうりなど季節の野菜に加え、最近は首都圏のスーパーでも見かけるブランドいちご「あまおう」などフルーツも魅力たっぷり。
黄身が指でつまめるほどの弾力が自慢のブランド卵「つまんでご卵」、糸島の豊かな環境で育った「糸島牛」「糸島豚」など畜産品も好評です。
さらに、昔ながらの製法で作った醤油や塩などの加工品も。これらの特産品は、JA糸島産直市場「伊都菜彩」(http://www.ja-itoshima.or.jp/itosaisai/)で好評販売中。伊都菜彩は、全国のJA直売所で売上トップを独走する人気店です。
まとめ
いかがでしたか。美しい景観とおいしい食べ物が揃った糸島の魅力をご紹介しましたが、何より素晴らしいのはこの糸島が、福岡市の中心部博多・天神から乗り換え無しの30分少々でアクセスできるということ(福岡市地下鉄を利用した場合)。福岡空港も同じ地下鉄路線なので、空港からでも40分少々。ざっくり言えば東京から吉祥寺あたりという距離感です。
最近は糸島市役所も首都圏での糸島PRに力を入れており、物産展や糸島ブランド食材の展開、有名レストランのシェフ招聘などを行っています(http://www.city.itoshima.lg.jp/s007/030/2/03/20180620143457.html)。
まずは糸島のおいしさを、体験してみてください!
福岡県在住、40代のライター。海が見える自宅のキッチンに立つ時間を大切にしながら、日夜原稿に取り組んでいます。エンタメなどソフトなジャンルから政治・経済など堅いネタまで幅広く扱うオールラウンダー。