たくさんの国を旅した中で、本当に行ってよかった国を紹介します。
今後の旅行計画の参考になればと思います。
アイスランド
アイスランドと聞いて、寒い国をイメージする人もいるかもしれません。
しかし、そこまで寒くはありません。むしろ、夏は涼しく快適なぐらいです。
観光にお勧めの時期は夏がベストです。
日本のようにうだるような暑さになることはない為薄手のジャケットを着ていったほうがいいかもしれません。
夏の時期は日照時間が長く、真夜中でも太陽が沈まない白夜という現象が起こります。
夜でも明るい為24時間観光ができます。
そして、アイスランドを楽しむ上でお勧めしたい時期は冬です。
冬になると寒くはなりますが、積雪は多くはありません。むしろ、日本の雪国の方が多いぐらいです。
何より、冬といえばオーロラが見られます。オーロラは自然現象なのでいつどこで起こるかわかりません。見られたときは感動を覚えることでしょう。
また、アイスランドは火山大国です。そのため、ゴールデンサークルという間欠泉が見られます。
間欠泉とは、水が地熱により熱せられて沸騰し、蒸気圧がかかって噴き上げるものです。大きなものは高さ60mの高さまで噴出します。その光景は圧巻です。
料理もハーブや海の幸を使った料理が多く美味しいです。
特にスキールと呼ばれる水分の少ないヨーグルトは絶品で、アイスランドでは定番の食材です。
イメージとは違うアイスランドには多くの魅力があります。ぜひそれを体感して欲しいと思います。
アラブ首長国連邦 ドバイ
ドバイと聞くとお金持ちの国のイメージがあります。
世界一高いタワーやショッピングモール等。
豪華絢爛な建物でいっぱいの国です。空港に降り立ったときからその豪華さに目を奪われます。高級車や高級バイク等が当たるくじがあります。
一口3万円弱と高めではありますが当選確率も1000分の1からと高いのも魅力のひとつです。
そんな豪華なイメージでしかないドバイにも一味違った体験をすることができます。デザートサファリです。
砂漠を車で疾走するスリルはこの国ならではの楽しみ方かもしれません。夕暮れ時に行くと砂漠の上に月が浮かびとてもロマンチックな光景を見る事もできます。ラクダに乗ることもできます。
もちろん、ブルジュ・ハリファもぜひ登って欲しいと思います。展望台から眺める景色は絶景です。
そして、ぜひ行って欲しいのがブルジュ・アル・アラブという7つ星ホテルです。
泊まらなくてもアフタヌーンティーの予約を取ることで内部に入ることができます。内装は見たものしか分からない感動があります。
旅行のベストシーズンは10月から4月です。夏は大変暑くなるためこの時期に行くのがおすすめです。
料理で食べて欲しいのは、シュワルマというクレープのような薄いパンに野菜や肉を削ぎ落とした肉を巻いて食べる料理です。
中東ではあたりまえのように食べられている料理です。どこでも食べられるのでぜひ食べてみてください。
リトアニア
あまり馴染みの無い国かもしれませんが、リトアニアにはたくさんの魅力があります。
中世ヨーロッパの雰囲気をそのまま残し街ごとが世界遺産登録されている首都ヴィリニュス市街地をはじめ、多くの観光スポットがあります。
いつでも見学できる教会や大聖堂が並び飽きることはありません。
そんなリトアニアでぜひお勧めしたい街がカウナスという街です。
この街は「命のビザ」で有名な杉原千畝が駐在していていた街です。その足跡を巡る旅はとても人気です。いたるところで彼の記念碑を見つけることができます。
物価も安く、交通の便もよく観光するにはもってこいの国です。
旅行のベストシーズンは夏です。真夏でも暑くならないため非常に過ごしやすいです。
料理も美味しく手が込んでいます。伝統的な料理もありますが、どんな料理でもはずれはないでしょう。
伝統的な料理を食べたいのなら、ツェペリナイがお勧めです。ジャガイモの団子の中に豚肉のひき肉やカッテージチーズを詰め込んだ料理です。
中身の具は家庭によって様々なバリエージョンがあります。肉のうまみとジャガイモのもちもち感は絶品です。
世界的にみてもあまり観光地としては知られていない国ですが魅力いっぱいの国なのは間違いありません。
イタリア
世界的にも有名なイタリアは行ってよかったと思う国の一つです。
世界遺産の登録数は世界一という面もあり観光するにはもってこいの国です。
有名どころでいえば、トレビの泉やコロッセオ、スペイン坂など数えきれないほどの観光スポットがあります。
料理はもちろんパスタやピザが有名です。
ローマをはじめヴェネツィア、フィレンツェ、ピサといった観光都市もたくさんあります。
そんなたくさんの魅力があるイタリアでぜひ行ってほしい都市はアルベロベッロです。
「トゥルッリ」と呼ばれる円錐形のとんがり屋根の建物が立ち並ぶ光景はまるでおとぎ話の世界にでも迷い込んだようです。
定番の都市以外を観光したいならシエナという街もお勧めです。
シエナはフィレンツェの隣町ですが街の雰囲気が全然違います。シエナ色と呼ばれる茶色の建物が多く町全体が穏やかな雰囲気を醸し出しています。
町の中心には「イタリアで最も美しい広場」と言われるカンポ広場があります。貝殻の形をした広場でその名の通りとてもきれいな広場です。
観光のベストシーズンは夏がいいと思います。
ヨーロッパの夏の時期は22時頃が日の入りのため夜遅くまで明るく思う存分観光が楽しめますし気温も25℃ほどと暑くはありません。
世界遺産の街イタリアへぜひ足を運んでください。
フランス
世界的にも有名な観光地であるフランスにはパリ、ニースをはじめたくさんの魅力的な街があります。
そんなフランスで行ってよかった街がカンヌです。映画祭のイメージがある街ですが他にもたくさんの魅力があります。
カンヌへはニースから電車で30分程で行くことができます。コートダジュールの中ではニースに次ぐリゾート地です。
もともとは小さな漁村でしたが現在ではヨーロッパ有数の保有地として知られています。
映画祭が毎年開かれるため、会場であるパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレの周りには映画スターの手形を見ることもできます。
メインストリートのクロワゼット大通りから1歩裏通りに出ると華やかな街から庶民的な街の顔を見せてくれます。
旧港の西側にはカンヌの城と古い町並みが続くシュケの丘があります。この丘からはカンヌ市内を一望できるスポットがあります。
映画祭の時期である5月にカンヌへ行けばハリウッドセレブに会えますが人が殺到するため観光どころではありません。
カンヌ観光を楽しみたいのであればこの時期を避けるのをお勧めします。
もちろん、定番の観光地であるパリには行ってほしいと思います。
凱旋門やシャンゼリゼ通りなどたくさんの魅力があります。
ハンガリー
ハンガリーは東欧の国々の中でもたくさんの歴史を持つ国です。
名前は聞いたことがあるかもしれませんが、あまり馴染みのない国かもしれません。
そんなハンガリーは本当に行ってよかったと思う国のひとつです。
まずハンガリーでぜひ行ってほしい観光スポットはセーチェニー鎖橋です。
その光景はまるでおとぎ話の世界に入り込んだかのようです。夜にはライトアップもされ一層引き立ちます。
ハンガリーにはメルヘンチックな建物が多くあります。漁夫の砦もその一つです。とんがり帽子の真っ白な建物は美しくも洗練されています。
夏季には1階にカフェがオープンし多くの観光客が足を運びます。
よって、ハンガリーには夏季に訪れるのがベストです。
また、ハンガリーは有数の温泉大国です。
ヘーヴィーズ温泉湖はそれを象徴する観光名所です。名前の通り、湖が温泉という珍しい場所です。
ハンガリーは料理もとてもおいしい国です。
特徴としては、パプリカを多用することです。もっとも有名なのはグヤーシュです。
パプリカを粉末状にし肉とジャガイモ、タルホニヤというゆでた団子を一緒に煮込んだシチューのような食べ物です。
ハンガリーを訪れた際は食べてみてください。
ハンガリーはたくさんの魅力がある国でまた行きたくなることと思います。
ルーマニア
ルーマニアと聞いてまず思い浮かぶのはドラキュラ伝説でしょうか。そんな伝説が残る国には魅力が溢れています。
シギショアラ歴史地区はおすすめ観光スポットの一つです。
中世の城塞都市でドラキュラ公の聖地です。ひときわ目立つ時計塔は今も時を告げその世界に入り込んだかのようです。
もう一つお勧めしたい観光スポットはブラン城です。山中にそびえるこの城はドラキュラのモデルとなった赤い屋根瓦の壮大な古城です。
このふたつはルーマニアへ行った際はぜひ訪れてほしいです。
観光のベストシーズンは夏季です。気温は30℃を下回るぐらいなので半袖一枚で日中は大丈夫でしょう。
ルーマニア料理もぜひ味わってほしいと思います。
メインは肉料理がほとんどで、豚肉料理の種類が豊富です。中でもルーマニアスイーツは世界でも味を評価されています。
パパナッシュはルーマニアスイーツの定番です。揚げドーナッツにジャムとサワークリームをのせたスイーツは絶品です。
クラティーテという薄い皮で包んだクレープもお勧めします。中にはジャムやチョコなど多種多様です。オリジナルクレープを作ることもできます。
伝説と歴史を紡ぐ魅力あるルーマニアは行ってよかった国の一つです。
キルキス
聞いたことがない国かもしれませんが、この国には息を飲むような絶景が広がる魅力的な国です。
そんなキルギスでぜひとも訪れてほしい観光スポットはソンクル湖です。
湖と丘以外になにもありませんが、それが逆に素晴らしい場所です。青空と大地がただ広がるその世界は何とも言えない感動があります。
都会はロシアの雰囲気が濃く洗練されていますが、少し足を伸ばせば手つかずの広大な大自然を観ることができます。
料理も周辺諸国の影響があり美味しいです。馬や羊の肉を煮込んだものなどシンプルな調理法が多く素材の味を楽しむことができます。
様々なバリエーションがあるため飽きることはないと思います。治安もそれほど悪くはありません。
首都、ビシュケクには大きなバザールがありここで何でもそろいます。
観光シーズンは降水量の少ない6月から9月がベストシーズンです。夏場は30℃を超えることもあります。
日差しを遮る薄手の長袖や日傘があるといいかもしれません。国全体の標高が高いため夜は気温が一気に下がるため夏でも防寒具が必要です。
宿泊も大自然を満喫するならテント泊や素朴なロッジなど非日常体験を味わうことができる国です。
大自然を満喫できるキルギスは行ってよかったと思います。
モロッコ
名前は聞いたことはあってもどんな国なのかはあまり知らないかもしれません。
モロッコには魅力ある街がたくさんあります。北は地中海、西は大西洋、東はサハラ砂漠と多様な文化が入り混じった国です。
モロッコ最大の都市マラケシュには広大な敷地の中に大きな市場があります。これがモロッコ最大の観光スポットと言えるかもしれません。
国中のあらゆるものが売っているため見るだけでも満足できます。
カサブランカという街にはハッサン2世モスクがありその美しさは圧巻です。
北部の山脈の麓にあるシャウエンという街は街全体が青と白に塗られ絵本の世界に迷い込んだかのようです。
フェズという街の旧市街(メディナ)は世界一複雑な迷路と言われています。
職人の暮らしを垣間見ることができるため歩いているだけでも楽しいと思います。
交通手段はしっかりしているため観光に不便することはありません。
料理はタジン鍋を使った料理が有名です。
中でも牛肉とプルーンのタジンはお勧めです。意外な組み合わせですがこれがとても美味しい一品です。
そして、なによりモロッコに行ってよかったと思うことは現地の人との繋がりです。どこへ行っても笑顔で声をかけてくれます。
困っていれば助けてくれます。それがこの国の最大の魅力でしょうか。
ブルガリア
ヨーグルトをイメージする国かもしやれません。
この国には他にも魅力が詰まっています。観光スポットとしてぜひ訪れてほしいのはリラ修道院です。
山奥にひっそりと佇む国内最大の修道院でブルガリア正教の総本山です。中に入るとフレスコ画で天井壁面が埋め尽くされ圧巻です。
ボヤナ教会もお勧めです。
教会内部のフレスコ画は保存状態がよく中世ヨーロッパの芸術を後世に伝える価値のある教会です。
観光のベストシーズンは5月から10月ごろです。
ブルガリアはバラの国と言われバラが有名で5月から6月は最盛期です。バラ祭りも行われるためこの時期の観光をお勧めします。
料理はヨーグルトを使ったものが多いですが日本のヨーグルトのようにそのまま食べるというよりはスープとして食べます。
中でもスートラシュという牛乳と米のプティングは食べてほしい一品です。
また、ブルガリアはワインもお勧めです。古くからブドウの生産が盛んなこの国でもフランスワインにも引けを取りません。
ヨーグルトを水で割り、塩コショウで味付けしたアイリャンという飲み物も絶品です。
ヨーグルトだけではなくブルガリアにはたくさんの魅力があります。きっとイメージと違うこの国の発見を見いだせると思います。
まとめ
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