グローニンゲン
グローニンゲンは北東部にある、学生の活気溢れる町。
中世までは独立都市だった為、オランダのどの都市とも少し雰囲気が違います。学生の町が故に過去の大戦でもドイツからの被害が少なかったということで、古い町並みと若い感性が同居するとてもユニークな観光場所です。
鉄道の駅から徒歩5分ほどで、この町のシンボル的な存在の「グロニンゲル美術館」に到着します。
モダンな建物に近代アートや海洋時代に世界中から集められた美術品の常設展と、主に現代アートやポップカルチャーなど若いエネルギッシュな作品のエキシビジョンを見ることができる、大変人気のミュージアムです。
週末、町の中心地ではマーケットが開催されており、スナックを頬張りながら町歩きをするのが地元っ子の定番。
こういうときは地元っ子がすることを真似してみるのがお勧めです。
ただ、美味しいレストランが多いことでも有名な町なので、あまり食べ過ぎないように注意しましょう。
グローニンゲンは外国の文化を受け入れることにも寛容で、日本の文化も随分生活の場に入り込んでいるのが見て取れます。
例えば日本食レストランが街の中心の一等地にあったり、オランダでまだ珍しい猫カフェがあったり、と、海外の気になるものはドンドン取り入れる気質のようです。
グローニンゲンは若者の町ですのでナイトライフも充実しています。
お酒が入るような場所では油断は禁物ですが、雰囲気の明るい健全そうなお店を選んで地ビールを味わってみるのも良いですね。