旅を快適にするリモワ電子タグのメリットと現状

旅を快適にするリモワ電子タグのメリットと現状

スーツケースで絶大な人気を誇るブランド「リモワ」が世界で初となる電子タグ(e-tag)をスーツケースに設置しました。

今回はリモワ電子タグのメリットと現在の状況について書いていきます。

リモワ電子タグ(e-tag)とは

画像の通りスーツケースに手荷物預け入れ表を電子表示させられる機能です。

スマートフォンに専用アプリを入れて事前に荷物のチェックインをしておけば、家などどこでもスマホ経由でスーツケースの電子タグ部分に表示させることができるようになります。

長蛇の列に並んで…という時間を短縮できる画期的な機能といえます。

 

 

 

リモワ電子タグ導入のメリット

今までの当たり前に変化をもたらす電子タグには一体どのようなメリットがあるのでしょうか?

 

1.チェックインがスムーズ

電子タグの一番のメリットはココでしょう。今までは空港での手続きが必要でしたが専用のカウンターに預けるだけで完了となります。

2.自宅でもチェックインできる

空港で行っていたことが家でもどこでもできます。空港で慌てる必要もなくなります。

3.スーツケースの位置を追跡できる

バーコードで預け入れ手荷物の位置を追跡することができます。ディスプレイに表示される手荷物タグ情報のバーコードを使います。

4.荷物の紛失が防げる

紙ではないので切れる心配や預かり証を無くしてしまうことも防げます。

5.電源が切れてしまっても大丈夫

電子タグは乾電池で動いていますが、フライト中に電池が切れてしまったり、外れてしまってもタグは消えません。

タグ情報の表示時以外は電力を消費しないからです。

 

電子タグの導入は今まで感じていた不満点を解消してくれる素晴らしい機能であることは間違いありません。

また故障の原因が第三者だった場合、例えば航空会社の扱いが悪い時などは航空会社の責任となるため保証してもらえます。

 

リモワ電子タグの現状

空港内での時短を可能にする電子タグですが、現状は中々うまくいっていないようです。

電子タグ対応の航空会社

現在、電子タグが使用できる航空会社

  • ルフトハンザ航空
  • エバー航空
  • スイス航空
  • オーストリア航空

4つの航空会社しか使えない状況です。日本の航空会社ANAやJALは未対応となっています。

リモワ電子タグ付モデルの休止

現在、リモワでは電子タグ付のスーツケースを休止しています。

理由はIATA(国際航空運送協会)の新しい規約に対応するため、休止をしているそうです。

電子タグで不可能な事

電子タグにはGPSなどモバイル通信機能は搭載できないため、リアルタイムにどこにあるのか確認することはできません。

理由は航空システムを阻害しない安全問題と使用できる電池のコスト面などがあるそうです。

まとめ

米国の航空会社ではスマートスーツケースの使用が制限されています。スマートスーツケースとは、自動で後ろについてきたり、スクーターのように乗ることができるスーツケースなど様々です。

問題はリチウムイオンバッテリーの発火事件が原因のようです。そこにリモワの電子タグが該当するのかは定かではありませんが、電子タグの普及は今後も時間がかかりそうな予感がします。

私個人としては電子タグなどデジタル化を進めて快適な旅になっていくことを願っています!

 

【RIMOWA×Lufthansa】(リモワ×ルフトハンザ航空) ボーイング 747-8 64L 電子タグ搭載 (4輪) TSAロック [並行輸入品]

PICKUP記事 - 時間よ止まれ!楽しい思い出の瞬間を“まるごと”撮れるカメラ。