スーツケースのハードタイプとソフトタイプ、
どっちを選ぶ?
海外旅行が決まったときに、スーツケースとしてまず思い浮かべるのはやっぱりハードタイプですよね。
でも実際に売場に行ってみると、ソフトタイプにも大きいサイズがあるし、
ハードタイプより安いものが多い。ポケットも付いていて使いやすそう。
そういえば、外国人旅行者にはソフトタイプを使っている人も多い・・・
スーツケース・キャリーバッグを買うときに、ハードかソフトか迷ってしまうこと、ありますよね。
そこで、ハードタイプとソフトタイプのそれぞれの特徴をまとめてみました。
ハードタイプとソフトタイプ、それぞれのメリット・デメリット
それぞれの詳しい特徴とおすすめ使用シーン
ハードケース・ハードキャリーは、樹脂やアルミなど丈夫な素材でできています。
そのため、中の荷物はしっかりと守られますが、その分重量は増してしまいます。
ただ最近では、薄く成形できるポリカーボネート素材を使い、ハードタイプでも軽量を実現している製品も増えています。
また、素材自体の強度が強いので、開閉部にも強い素材を使用できます。
そのため、合金素材のフレームや、太くて強度のあるファスナーを使用できるので、ソフトタイプに比べて総合的に強度があり、防犯性が高いという特徴があります。
一方で、通常以上の強い衝撃を受けると、へこんだりひびが入ったり割れてしまう、といったことも生じます。
部屋は両側に2つあるタイプなので、行きは片側だけに荷物を詰め、お土産ものが増える帰りに1部屋取っておく、といった荷物の調整がしやすいのも特徴です。
ちょっと重くてもいいから、丈夫さと安心感が欲しい方に。
瓶類などの割れ物やデリケートな荷物を入れる予定がある場合は、ソフトのように外からの力が伝わりやすいものより、圧力がかかったり衝撃を受けてもへこみにくいハードタイプを選ぶことをおすすめします。
ただ、そういった場合、ハードタイプの中にもへこんでも壊れないことを売りにしている商品もあるので、使用目的に合った製品を選んでください。
ソフトケース・ソフトキャリーは、布素材を使用しているのでハードタイプより軽くなります。
ただ、製品によっては強度を追求するために丈夫で重量のある素材が使われ、ハードタイプと変わらないくらいの重さになるものもあります。
開閉部も、布製の本体に強度をあわせるため、基本的にファスナーが使われています。
そのためハードタイプに比べると開けられるリスクが高くなります。
また、大抵の製品がフタ式なので部屋が一つです。
スーツケースの両側2部屋にパッキングするのがどうも面倒、という方には簡単でおすすめです。
本体の外側にポケットが付いていたり、フタがタテに開くタイプのものもあるので、出先でちょっとしたときに荷物を取り出すのにはとても便利で、かばんに近い感覚で使えます。
使い勝手を重視する方に。
手荷物を最小限に抑えたいとき、スーツケース・キャリーバッグの中にも使用頻度の高い物を入れることになるので、そういった時には外ポケットが付いたものやタテ開きになっているソフトタイプを選ぶことをおすすめし ます。
移動時や空港でちょっとした物を出し入れしたいときに、地味ですがとても便利です。
私がソフトキャリーを使う際は、ペットボトルやガイドブック等ちょっと重たいものや、ストールや手袋等使わないときにかさばってしまうものを外ポケットやフタの裏に付いたポケットに収納しています。
ガサゴソする手間もなくてとっても快適です。