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初めてイタリアに行くのに、覚えておきたいイタリア語11選

初めてのイタリア!楽しみだけどイタリア語が分からない、どうしよう、と不安になっていませんか? 実際のところ、残念ながら、イタリアではあまり英語が通じません。そのため、少しでもイタリア語を覚えていくことをオススメします。 この記事では、旅行で使えるイタリア語をまとめました。さらに、使える状況と例文を合わせてご紹介します。イタリア語はローマ字読みが多く、カタカナ読みでも通じるので、思ったより難しくないですよ。是非参考になさってください。 Sì /No (スィ/ノー) 意味:はい/いいえ 説明:イタリ…

初めてのイタリア!楽しみだけどイタリア語が分からない、どうしよう、と不安になっていませんか?
実際のところ、残念ながら、イタリアではあまり英語が通じません。そのため、少しでもイタリア語を覚えていくことをオススメします。
この記事では、旅行で使えるイタリア語をまとめました。さらに、使える状況と例文を合わせてご紹介します。イタリア語はローマ字読みが多く、カタカナ読みでも通じるので、思ったより難しくないですよ。是非参考になさってください。

Sì /No (スィ/ノー)

意味:はい/いいえ

説明:イタリアでは、YesのことをSì、NoのことをNoと言います。曖昧な返事をすると、” Sì o No?” (はいかいいえ、どっちなの?) と聞かれるので、できる限りはっきり言いましょう。

Buongiorno. (ボンジョルノ)/ Ciao. (チャオ)

意味:こんにちは。

状況:どこでも使えます。

例文:お店に入るとき。
“Buongiorno.”  “Buongiorno. Posso aiutarla?” (ポッソ アユタルラ) お助けしましょうか?

説明:基本的に誰かと目が合ったら挨拶しておきましょう。例えばお店に入る時、自分から店員さんに向かって言ってみましょう。この挨拶がイタリアのマナーです。大衆的なスーパーでさえも、レジの人に挨拶します。また、田舎になると、全然知らない人同士が道端ですれ違っても挨拶を交わすことがあります。すれ違いざま挨拶されたら、挨拶を返しておくといいでしょう。Ciaoの方が若干カジュアルな言い方です。

Ciao. (チャオ)/Arrivederci.(アリーヴェデルチ)

意味:さようなら。

状況:店から出るとき、誰かと別れるとき。

例文:お店を出るとき。
“Grazie. Arrivederci!” (グラッツェ) ありがとう。  “Ciao, buona giornata!” (ボーナ ジョルナータ)良い一日を!

説明:お店で何か買い物して店を出るとき、言ってみましょう。また、人に何か尋ねたとき、少しお話しした後など、別れ際にこれらを言います。また、先ほどは「こんにちは」として紹介しましたが、Ciaoは便利な言葉です。「こんにちは」「さようなら」どちらの意味でも使えます。イタリア旅行中はCiaoを口癖にしても良いぐらいです。

Grazie. (グラッツェ)

意味:ありがとう。

状況:ありがとうと言いたいときいつでも。

例文:スーパーのレジで。
“Ciao. Vuoi busta?” (ヴォーイ ブスタ)袋要る?  “No, grazie.” 要らないです、ありがとう。

説明:こちらもイタリア旅行の口癖候補です。何か助けてもらった時だけでなく、何かを断る時もNo, grazieと後ろにつけておくと丁寧です。ちなみに、イタリアではスーパーの袋は有料です。一枚10セント前後のところが多いです。

Prego. (プレーゴ)

意味:どういたしまして。 など

例文:お礼を言われたとき。
“Grazie.”  “Prego.” どういたしまして。

説明:Pregoはあまり使う機会はないかもしれませんが、言われる回数が圧倒的に多いです。基本の意味は、例文のように「どういたしまして」なのですが、若干英語のPleaseに似た意味でも使われます。例えば、イタリア人は相手に道を譲るとき、Pregoと言って促します。譲られたら、Grazieと言い先に行きましょう。レディーファーストの習慣があるため、女性の方は特にこういった機会が多いかもしれません。

Scusi. (スクーズィ)

意味:すみません。

状況:話しかけるとき、謝るとき。

例文:誰かの足を踏んでしまったとき。
“Ah, scusi.”  “Non fa niente.” (ノン ファ ニエンテ)大丈夫ですよ。

説明:日本語の「すみません」と似ています。見知らぬ人に話しかける時、少しぶつかってしまった時など、Scusi と言いましょう。さらに丁寧に言いたいときは、前に「私を」という意味のMi(ミ)をつけて“Mi scusi”(ミ スクーズィ)と言いますが、Scusiだけでも問題ありません。ちなみに相手が複数の時は、Scusate (スクザーテ)と言います。

Dov'è〜?(ドヴェ〜)

意味:〜はどこにありますか?

状況:場所が分からないとき。

例文:道で。
“Scusi, dov'è la stazione?” (ラ スタツィオーネ)駅  “Vai diritto!” (ヴァイ ディリット)まっすぐ行きな!

説明:日本では、様々な標識があったり、インターネット上で検索をして探したりすることができますが、イタリアではそう上手くはいきません。誰かに聞く時は、ぜひDov'è〜?と使ってみてください。イタリア語が分からないようならジェスチャーで伝えてくれると思いますが、念のため言われそうな単語を書いておきます。
右:destra (デストラ) 左:sinistra (シニストラ) まっすぐ:diritto (ディリット)

Quanto costa? (クアント コスタ)

意味:いくらですか?

状況:値段が分からないとき。

例文:市場(メルカート)で。
“Quanto costa questo?” (クエスト)これ  “10 euro.” (ディエーチ エウロ) 10ユーロです。

説明:金額を聞きたい時に使う表現です。通常値札が貼ってあるもしくは近くにありますが、路上で開かれている市場などでは値段が書かれていない場合が多いです。買う前に値段を知りたいときに使ってみましょう。市場は都市ごとに開かれる曜日や時間が決まっていて、ファッション雑貨や日用品などがおトクに買えます。また、私の住んでいる街では、野菜と果物を売る人が毎日道端にお店を出しています。おおよそ朝から昼までお店を出しているようです。新鮮なものが売られているので、ぜひ買ってみてください。イタリア語の数ですが、1〜9までは以下のような発音です。1 uno (ウノ) 2 due (ドゥエ) 3 tre (トレ) 4 quattro (クアットロ) 5 cinque (チンクエ) 6 sei (セイ) 7 sette (セッテ) 8 otto (オット) 9 nove (ノーヴェ)

Vorrei〜 (ヴォッレーイ)

意味:〜が欲しいです。〜したいです。状況:欲しいものを伝えるとき。したいことを伝えるとき。

例文:コピー屋さん(Copisteria コピステリア)にて。
“Vorrei stampare il biglietto.” (スタンパーレ イル ビリエット) チケットを印刷したいです。

説明:Vorrei の後は名詞でも動詞でも大丈夫です。例えばお店で、買いたいものは決まっていても、どの商品がいいかまでは分からないときがありますよね。そんなときは、”Vorrei” もしくは “Vorrei comprare(コンプラーレ、買う)” の後に欲しいものを言うと、色々とオススメしてくれます。

Per favore (ペルファヴォーレ)

意味:お願いします。

状況:何かを頼むとき。

例文:カフェ(Bar バール)で。
“Buongiorno. Vorrei un caffè normale, per favore.” (ウン カッフェ ノルマーレ) エスプレッソを一杯ください。

説明:例文の文章が、何かを注文するときの一番丁寧な言い方です。これほど丁寧に頼んでいる人はあまり見たことがないのですが、きっと店員さんは喜んで対応してくれるでしょう。また、イタリア語で何と言うか分からないものを買いたい時も、語尾にper favoreをつけておけば、指差しで大体何でもいけます。”Questo, per favore!“ (これ、ください!)また、日本で言うカフェはイタリアではBarと言います。エスプレッソが基本のコーヒー文化のため、日本で人気の薄めなアメリカンコーヒーに少し似たものはありますが、エスプレッソのお湯割のため、味が違うと思います。(Caffè Lungo カッフェ ルンゴと言います)

Va bene (ヴァ ベーネ)

意味:大丈夫。うまく行っている。 など

状況:状況を確認するとき。

例文:駅のチケット売り場で言われる。
“Due biglietti per Roma, va bene?” (ドゥエ ビリエッティ ペル ローマ) ローマ行きチケット二枚で大丈夫?

説明:イタリア人が頻繁に使うのがこのVa bene及び省略形のVabbè (ヴァッベ)です。OKも使いますが、ほぼOKと同じ意味のVa beneもよく使うのです。例文のように、最後に確認するときに言われることもありますし、「調子はどう?」(Come va? コメ ヴァ) の返事としても使えます。“Va bene?” と聞かれたときは、大丈夫そうなら”Va bene.” と返しておけば完璧です。

いかがでしたでしょうか。ほんの少しでもイタリア語を覚えて行くと、さらにイタリアの魅力を感じていただけると思います。ぜひ参考になさって、イタリア旅行を楽しんでくださいね。それでは、Arrivederci!

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