ドイツ
ドイツのおすすめは、12月のクリスマスシーズン。
もちろん春と秋がベストシーズンではありますが、加えて、ドイツのクリスマスは世界一と言えますので、ぜひクリスマスの時期にいらっしゃることをおすすめいたします。
まずドイツの町づくりですが、町の中心に教会を建てます。
教会を建てると、人がたくさん集まってきます。
必然的に、教会そばには、市役所が建てられ広場が出来ます。
そして、広場では、定期的に青空市場が開かれるのがドイツ風。
ドイツの広場は、マルクト広場と名付けられているのですが、マーケットプレイスという意味。つまり市が建つ広場のことなんですね。
ドイツの12月は、大変寒くマイナス5℃~20℃位まで下がることが多く、底冷えのする寒さ。ただ、湿度が少ないので、カラッとしています。
ブーツ、手袋、帽子、ダウンジャケットなど、防寒をしっかりして重ね着をするといったスタイルで寒さ対策をしましょう。
さて、12月は、ヨーロッパ中が美しいクリスマスイルミネーションで飾られますが、ドイツでは、どの町もマルクト広場に、この時期だけの「クリスマス市」が建ちます。
色とりどりに飾られたクリスマスツリーやクリスマス用品の売店や、食べ物屋飲み物の出店も多く出店しています。
「クリスマスマーケット」は、ドイツの一大イベントで、個性豊かで可愛らしいクリスマスオーナメントもドイツならではです。
★グリューワイン
赤ワインにシナモンやクローブなどのスパイス、ハチミツ、レモンなどを加えて温めたホットワイン。
出店では陶器のカップに入れてくれますが、飲みおわったあとにカップを返せばカップ代金が戻ってきます。
★焼きソーセージ
鉄板で焼いたソーセージもおすすめ。
本場ドイツソーセージは種類も多く、ブタの血を使った黒いソーセージもあるんですよ。
聞くだけで恐ろしいですが・・・。一度お試しを!
クリスマスシーズンおすすめスポット
クリスマスシーズンになると、ロマンチック街道沿いの町並みは、見事な装飾で彩られます。
三角屋根の可愛いドイツ家屋に雪が降り積もると、それはまるでメルヘンの世界。
ドイツのクリスマスは、国全体がクリスマスのテーマパークと言っても過言ではないくらい本当に美しい。
日本からは、直行便でフランクフルトまで約12時間の空の旅。
フランクフルトからハイデルベルクまで車で約1時間弱。
ロマンチック街道クリスマス、スタートは、学生の町、ハイデルベルクです。
・ハイデルベルク
ハイデルベルク城から眼下に広がっているのが旧市街。
徒歩でまわれるほどの旧市街には、ハイデルベルク大学という医学部で有名な大学があります。
-ハイデルベルク城(地下にある大きなワイン樽が有名。今でもワインを醸造していて試飲もできます)
-学生牢(昔、風紀を乱した学生を閉じ込めた場所。落書きがたくさん。当時は、ここへ入るのは名誉と考えられていたそうです。)
-学生酒場(学生達が通った、昔ながらの古いレストラン)
-アルテブリッケ(古い橋。彫刻が綺麗で、橋から見るハイデルベルク城は趣があります)
ハイデルベルクからローテンブルグまで行くルートに「古城街道」があり、名前に表されるように古城が点在している街道。
この街道を通り抜けて、中世の町ローテンブルグまで行ってみましょう。
・ローテンブルグ
ロマンチック街道のハイライトともいえる、赤いトンガリ屋根の町並みが続くメルヘンチックな中世の町。
町の中心、マルクト広場の有名な仕掛け時計やクリスマスツリーが飾られた風景は、まるで絵葉書のように綺麗。
「1年中クリスマス」のフレーズで、年中クリスマス用品を売っているショップ「ケーテ・ウォルファルト」も有名です。
クリスマスシーズンは、人でごった返していますので泥棒には気をつけて!
この町へ宿泊するのもおすすめ。
夜の町並みがとても美しく、夜の見回りに繰り出す「夜景ツアー」もありますよ。
そして、名物のお菓子「シュネーバル」をお試しを!
見た目はシュークリームに似ていますが、中身は、しっとりしたクッキーのような感じ。
味も種類豊富なので、一度食べてみてくださいね。
・フッセン
ロマンチック街道の終点は、南バイエルン州に位置するフッセン。
ハイライトは「ノイシュバンシュタイン城」です。
この城は、四季折々の表情を見せてくれますが、真っ白な白亜のお城は、断崖絶壁の上に美しく建っています。
辺りは森林なので、雪が積もった風景の中に見えるノイシュバンシュタイン城もとても神秘的で素敵です。
この城は、バイエルン州の狂旺ルートヴィッヒ2世が建てたお城。
反対側の少し低い丘の上には、黄色いお城「ホーエンシュバウガウ城」があります。
ふたつの城は、有料で内部見学可能。
ロマンチックなメルヘンの世界を観ることができるドイツのクリスマス、行ってみませんか。